パニック障害へのキッカケ 続き

前回に続き 私がパニック障害、強迫性障害になったキッカケについてです。
前回は 上司のささいな一言から 「どうしよう? 逃げ出したい!」 とパニックになり無理矢理デスクに戻る
というところまででしたが今回はその続きです。
自分のデスクに戻ってパソコンの前に座った私でしたが
心臓はドキドキ 頭のなかは 「どうしよう?逃げ出したい!」 これではまともな思考ができるわけもありません。
とにかく仕事をしないとと思うんですが 思えば思うほど 「どうしよう?」 が強くなりプログラムが書けない (書けないというより考えられないというのが正しいでしょうか)
なんとか落ち着こうと 再度ひとりでタバコを吸いに行きましたが
気持ちはまったく変わらず・・・ 「もう無理だ!」 と頭のなかはそういう結論へ
デスクにもどり 上司になんとか自分の状況を説明し 「もう無理です」 と伝えました。
今思うと 上司としてはかなり驚いたと思います ^_^;
上司 「とりあえずわかった プログラムはいいから 終業まで座っておけ」
私 「はい すみませんでした」
終業のベルまでとりあえず職場にいることに ただ心臓はバクバクで 5時間ほどでしたが地獄のような時間でした。
終業のベルがなり
上司 「とりあえず今日は帰って ゆっくり寝ろ」
私 「はい 今日はすみませんでした」
電車に乗って帰宅するんですが 就業中は職場を出れば 少し気がラクになるんじゃないかと思っていました。
そんなに上手くはいきませんね ^_^;
電車に乗っている間も ずっと 「明日どうしよう? これからどうしよう?」 そればかりが頭のなかを回っていました。
(この当時はまだ初期状態で 電車も急行に乗って帰宅したのですが
各駅停車にしか乗れなくなる症状がでてくるのはもう少し先 それはまた別のお話で)
自宅に帰っても頭のなかは変わらずでした。
私はお酒が飲めるので お酒の力を借りてなんとか夕食を食べ寝ることができました。
(次の朝 目が覚めたら元の気持ちに戻っていますように と思い就寝)
結果 次の朝目が覚めた瞬間から 「どうしよう? いまからまた会社 どうしよう?」
これが 私のパニック障害へのキッカケでした。
周囲の人からすれば 「なにが問題だったの?」 と思うようなことかもしれません。
他の人が 今回の私と同じ状況に遭遇しても たぶんパニック障害には陥っていないと思います。
逆に 他の人がパニック障害になるようなキッカケでも 私はならなかったかもしれません。
そう 今回のキーワードは
パニック障害、強迫性障害などを含む ”心の病気” へのキッカケは ほんのささいなこと
ということです。
心が強い、弱いに関わらず また 問題が大きい、小さいにも関わらず 自分自身にひっかかるかどうかということです。
前回に続き 2回 おおもとのキッカキについてお話しましたが
今後は ひどくなっていく症状 職場の状況 自分自身の思考の変化 についてお話していきます。
ただし 悪い状況だけではなく そのなかに 対策・克服へのヒントになるようなものもあるかもしれませんので
よければ またお読みください!
では 気楽に楽しみをモットーに一日を!!