克服へ 認知行動療法

前回 ”克服へ 必要なこととそうでないこと” というお話をさせて頂きました。
この内容が 今回のテーマである認知行動療法にとても合致しています。
以前 ネットや本で症状や治療法を検索していると パニック障害や強迫性障害の治療方法のひとつに
認知行動療法 というのがあるのを知りました!
ご存じない方のために
認知行動療法というのは 自分自身のものの捉え方(認知) を変えることにより
気分や行動 を変えてしまおうという考え方に沿った治療法 のことです。
捉え方、認知を変えるというのはどういうことか?
私たちは 人それぞれ 考え方や感じ方 いわゆる認知が違います。
例えば ”上司や先生に怒られる” という状況に遭遇した場合
「怒られている 私はダメな人間だ」
と認知する人もいれば
「この人は人を見る目がない 相手にしないでおこう」
という人 または
「私に期待しているから 時間を作って指導してくれている」
など
認知の仕方は本当に人それぞれだと言えます。
では パニック障害や強迫性障害に苦しんでいる人にとって このそれぞれの認知の仕方がどう影響するのか?
どう認知すれば 心を健康に保てるか?
もちろん ひとつ目はダメですよね!
ふたつ目 みっつ目 はどちらも自分を追い込むことがないので どちらでも良く思えます。
ただ私は みっつ目の認知が一番良いと考えています。
(ただし 自分への期待を感じ過ぎてプレッシャーと感じてしまう人は また違う認知をするべきと思います。)
それは 心の健康を第一に考えたうえで 自分自身の成長を加味すると ふたつ目が良いかなと私は思います。
このような精神的に好影響、悪影響をもたらす認知を知り それを修正していく方法が認知行動療法になります!
前回お話しました ”考えの取捨選択” ということがまさにコレだと思います!
簡単に言うと ”自分がたのしいと思うこと” ”自分に必要なこと” を考えるように修正する ように行動していくことです。
この方法は 非常に有効だと思います!
私自身 この認知行動療法によって 仕事や生活がラクになりました (^^)
(実際にそのような方法を考え行っていたときには 認知行動療法という言葉は知りませんでしたが。)
自分自身の価値観というものはもちろん大切ですが
違う考え方 や 他人の感じ方 などを聞いてみてはいかがでしょうか?
新しいなにかが見つかって 少しでもラクになるかもしれませんよ !(^^)!
前回もお話しましたが 自分の考えは自分自身で決定していますので 頑張って少し考え方(認知)を変えてみては?!
では 本日も気楽にたのしく そう認知しましょう!