うつ病の方への接し方 その2

今回は ”うつ病の方への接し方 その2” です。
前回もお話しましたが うつ病はよく”心の風邪”と言われますますが
体の風邪のようにすぐ治る症状ではありません。
うつ病は 患者さんへの接し方がとても重要で 接し方ひとつで症状は良くも悪くもなります。
基本は 患者さんの話をできるだけ聞いてあげ やさしく静観することが重要 と言われています。
特に 良かれと思い叱咤激励することは患者さんにとってよくありません。
「頑張って!」 や 「甘えてはダメ!」 など
これらは うつ病を患う患者さんに言ってはいけない禁句です。
このようなことについては世間のみなさんの理解は徐々に深まりつつあると思います。
性格が真面目で 頑張り屋さんだからこそ いま苦しんでいることを理解してあげ
まずはありのままを受け入れるようにしましょう!
まずは 受け入れてあげるだけで十分だと思います。
逆に ”うつ病を理解しないといけない” と思い症状などいろいろなことを聞いたりすることは
患者さんを追い詰めてしまうことにつながります。
過剰に気を遣ったり 病人扱いすることは 患者さんを余計に鬱に入りこませることにもなりかねません。
そのため 最初にお話したように
”受け入れてあげ静観する” ということが大切だと思います!!
ただ うつ病を含めた心の病気というのはすぐ治るものではないため
家族や周囲の人たちにとっては 面倒くさいと感じたり 苛立つこともあると思います。
ぜひ気を長く持って待ってあげてください!!
いつ自分も風邪をひいてしまうかもしれませんから
暑い日が続きますが 負けずに気楽にたのしく夏を楽しみましょう