克服へ 心の病気は病気ですか?

前回 「体を正常に動かすことから 思考が正常に働く」 という習慣化についてお話しました。
克服への第一歩 ということで このお話しましたが それなのに今回のタイトルが
”心の病気は病気ですか?” というのは矛盾していると思われるかもしれませんが
こう考えるには それなりの考えがあるからです。
今回は ”心の病気は病気ですか?” についてお話させていただきます。
まず 前回の運動による克服のお話ですが
これは 当人(私自身)が不便を感じたり 不快な感覚から脱するということについてお話したのものです。
なので じゃぁ これが病気なのか? というとそれはまた別のことだと思うのです。
結論からいうと ”心の病気” というのは気付き だと私は考えています。
気付き というよりは 気付いてしまった というのが正しい表現だと思います。
例えば 閉所恐怖症 や 高所恐怖症 また 予期不安 など これらは病気でしょうか?
子供はこんなことを感じません というより 知らないしわからないと思います。
(子供のなかにも 感じている子たちは少数いるかとは思いますが)
飛行機が落ちることを知らない人は 飛行機を怖がることはありません。
心臓が締めつけられるような苦しい思いをしたことない人は そんな心配はしません。
このように 知らないことについて 人間は無頓着であり無関心 なんだと思います。
例えば 突然事故にあった場合 だいたいの人はパニックになると思います
事故 じゃなくても 重大な間違いをしてしまった とか。
そのときは 当然のように心臓がバクバクして 手に汗握っていることと思います。
ただし それは実際にその状況に遭遇して経験するから反応していることです。
仮にその状況を想像したからといって 心臓がバクバクしたり 手汗をかく とは思わないし
そんな嫌なことは通常考えることを避けます。
ただし それを想像しただけで そのような状態(症状)になってしまう ということを知ってしまったら どうでしょう?
心配になりませんか?
いまこのブログを読んでいただいている方は たぶん それを知っている人なんだと思います。
私が言いたいのは 知ってしまったから私たちはもうダメなんだ ということではなく
違う世界を知ることができた ということです。
それによって いまは生活がたいへんになっているかもしれません。
ただし それは絶対に克服することができます!
そして 克服したあと ネクストステージ に立っているはずです。
ネクストステージ というのは言い過ぎかもしれませんが ^_^;
でも 以前より 深く考え 様々なことを考慮して判断する その力を手に入れているはずです!
今回は 心の病気 は 病気ではなく 知らなかった世界、考えを知ること というお話でした。
そのうえで どのように克服していくのか またの機会にお話ししたいと思います。
前回の体を動かすことも そのひとつですね(^^)
では 気楽にたのしくです!